こんにちは。ヒデです。
2020年7月にオープンしたばかりの大阪府泉南市の『SENNAN LONG PARK』内にある『RECAMPりんくう』のカジュアルグランピングに家族で泊まってきました。
どのような施設なのか、レポートさせていただきます。
SENNAN LONG PARK
どこにあるの?
大阪の泉南市のりんくう公園に2020年7月3日にオープンしたレクリエーションスポットです。
大阪府以外にお住まいの方にはわかりにくいと思いますので、簡単に言うと、大阪府泉佐野市と関西国際空港を結ぶ橋、関空連絡橋の少し南側の府道63号沿いの海側にあります。
関空連絡橋と言えば、2018年の台風21号でタンカーが衝突した橋です。
4つのエリア
次の4つのエリアから構成されています。
北から順に
- グランピングエリア
- マルシェエリア
- コミュニティエリア
- アクティビティエリア
です。
グランピングエリア
『グランピングエリア』には、外見はコンテナ型(聞こえが悪いかな…)の独立したヴィラが多く立ち並んでいました。
ピンク、ブルー、イエロー、マリンブルーの4色のドアがあり、それぞれのカラーにあわせた室内になっているようです。
実は、この名前が少しややこしい…。
ここは『グランピング』という名前がついていますが、テントではなく、建物に泊まります。
今回私たちが宿泊した『カジュアルグランピング』とは違いますのでご注意くださいね。
後ほど触れますが、ここのせいで、私たちは駐車場の入り口を探す時にも少し戸惑いました…。
マルシェエリア
『マルシェエリア』はその名前の通り、小さな店が集まっている市場の様な場所でした。
写真がなくて申し訳ないですが、新鮮な魚介類が売られていたり、他にもクレープやアイスクリームなどの店が立ち並んでいました。
ここで購入した魚介類は、このマルシェの中ほどにあるBBQコンロで焼いて食べれるようです。
また、比較的安くマグロ丼なども売られていました。
すぐ北にある岡田浦漁港と共同で行われているようです。
私達が行った時には、夕方3時から4時ごろまでとのことでした。
行かれる時には、営業時間などを調べていってくださいね。
また、その前の浜では、バナナボートやトーイングチューブが体験できるようでした。
(うちは絶叫系が嫌いな男が3人なので、もちろん乗りませんでしたが…)
コミュニティエリア
このエリアの北側に、今回私たちが宿泊したオートキャンプ場があり、その一角にカジュアルグランピングがあります。
中央辺りには夕陽をきれいに望める簡単な展望台もありました。
このエリアの南側には、スターバックスなど、いくつかの店舗が入った飲食店街がありました。
大阪府内で海を見ながら飲めるスターバックスは、ここだけだそうです。
また、食材の持ち込みができるBBQの場所もあるようです。
私達が行ったときには、このエリア内で猿回しの芸も披露されていたりして、賑わっていました。
アクティビティエリア
こちらのエリアでひときわ目立つのが、高さ15mもある日本最大級のアスレチックです。
存在感が半端ない!
ただ、うちは高所恐怖症の男3人のため、もちろん体験せずですが…。
お好きな方がぜひ、どうぞ!
他に3×3が楽しめるバスケットコートがあったり、サッカー場や、スケートボードを楽しめる場所などがありました。
なお、ここには日帰り入浴可能な温泉がありました。
『RECAMPりんくう』
『RECAMPりんくう』はオートキャンプ場
今回、私たちはカジュアルグランピングに泊まったのですが、この『RECAMPりんくう』というのは、オートキャンプ場です。
オートキャンプ場ですので、ほとんどがオートキャンプのサイトです。
通常のオートキャンプサイトも、少し広いオーシャンビューサイト、少し道路側の区画サイトがあります。
また、ビーチにあり車を横付けできないビーチテントサイト区画がありました。
その一角(海沿い)にカジュアルグランピングサイトが5区画ほどありました。
それぞれのサイトをみて感じたこと
このキャンプ場は基本的には交通量の多い府道沿いにあるため、正直、音が気になります。
この写真で、砂利道を挟んで向こう側が道路側の区画サイトです。
奥に見える白い大きな建物がイオンりんくう泉南店です。
このキャンプ場とイオンの間に府道(片道2車線)が走っています。
私達が宿泊した時にも、爆音をならしてバイクが走っていました。
この音のことを考えると、少しでも海側の方がいいかもしれません。
(あまり変わりないかもしれませんが…)
しかし、浜辺にあるビーチテントサイト区画(オーシャンビューサイトから遊歩道を挟んだビーチ内)には少し難があります。
こちらがビーチテントサイト区画に建てられたテントですが、この浜、砂浜ではありません。
人口の大理石の石ころ(直径5-6cmはあると思います)が敷き詰められている浜です。
よほどのクッション性のあるマットを持っていないと、痛いやろうなぁ…と思ってしまいました。
また、駐車場からこの区画までは、わりと距離がありますのでご注意ください。
オートキャンプサイトではオーシャンビューサイトがおススメ
道路の騒音や、敷地の広さ、キャンプ設営の足場などを考えると、ご自身でテントを持ち込まれるのであれば、オーシャンビューサイトがおススメでしょう。
ただし、浜との間に遊歩道がありますので、テントの換気口から中は丸見えになりますが…。
天気がよければ、オーシャンビューの敷地からはこんな夕陽が見えますよ。
『RECAMPりんくう』のカジュアルグランピングサイト
カジュアルグランピングサイトは楽
今回私たちが宿泊したカジュアルグランピングサイトには、すでに大型のテントが設営してくれています。
テント内からはすぐ前に海が見えてきれいですよ!
5角形のかなり広いテントで、テント内でも普通に立って歩くことができます。
また、色々なものが最初から用意されています。
LEDランプが3つあるのは非常に便利でした。
この椅子、机も用意されています。
このようなタープがあるのもいいですよね。
他にも、寝袋と寝るときにしくマットやプラスチックの食器や箸なども人数分あります。
簡単な料理ができる鍋や包丁、まな板、大型のクーラーボックス、BBQコンロ、焚火台、炭用のトングが付いているのも良かったです。
非常にわかりにくい写真ですが、中央やや左にあるBBQコンロが用意してくれているものです。
(右のガスコンロは私が持参したものです。)
これだけ揃っていると、うちのようなコンパクトカーでもキャンプを楽に楽しめていいですよね。
最近はやりのグランピングとはちょっと違うかな
ただ、カジュアルグランピングという名前の通り、最近はやりのグランピングほどの設備はありませんのでご注意を。
例えば、エアコンはありませんし、ベッドもありません。
用意されているのは、マットと寝袋です。
テント内にはコンセントもありません。
ただ、テントサイトには、屋外にコンセントが用意されており、そこから延長コードがあればテント内でも電化製品を利用できます。
この延長コードですが、このキャンプ場の受付で有料で貸してもらえます。長さによって違いますが、300-500円/日でした。
グランピングの語源である『グラマラス(贅沢)なキャンプ』を想像する方には少しギャップがあると思います。
むしろ、『手ぶらで広いテントに泊まれる』という感覚の方が近いと思います!
食料品はイオンで買おう!
手ぶらで…とは言っても、食料などは持ち込む必要があります。
浜との間の遊歩道を少し北に歩けば、マルシェエリアに行けますので、そこで新鮮な魚介類は手に入ります。(営業時間は15時ごろまでだそうです…)
また、府道を挟んで向かいにイオンがあります。
ここに行けば、食料は全て揃っているといっても過言ではありません。
キャンプ場の受付にも色々なものを調達できて便利!
また、キャンプ場の受付でも、キャンプに必要なもののレンタルや販売をしてくれています。
クーラーボックスは用意されていても、もちろん中身は空なので、氷などが売ってるのも良いですよね!
オープンしてまだ3カ月だったので設備がキレイ!
共同炊事場の写真ですが、このように食器用洗剤、タワシ、スポンジも用意してくれています。
また、コロナ対策でアルコールスプレーも用意されており、蛇口は1つとばしでしか使えなくなっていました。
こちらはシャワーになりますが、屋外のオープンスペースで、水しか出ません。
このシャワーは、海で泳いだ時(2020年は遊泳禁止でしたが…)など用ですね。
車で移動すれば敷地内に温泉がありますので、入浴はそちらの利用が良いでしょう。
そのシャワーの横には、シャワー付きのホースがあります。
このように汚れた靴やキャンプ用品を洗うのには大変便利ですよね。
トイレですが、シャワートイレ付でした。
このマークが今どきだなと思ったのですが、マスク付きでした…。
新型コロナの影響で、トイレのマークも変わるとは…。(*_*;
私達が宿泊したのは2020年9月、つまりオープンから3カ月経っていないので、全ての設備がキレイでしたよ。
都会のだからか、虫もほとんど見ませんでしたね。
キャンプ場のスタッフも非常に親切
このキャンプ場のスタッフは若い方が多かったです。
そして、愛想も良く、非常に親切で、色々と丁寧に教えてくださいました。
キャンプ初心者にもいいのではないでしょうか。
また、夜も見回りをしてくれたり、風が強くなってくると、テントの緩みがないか見てくれたりしていました。
安心できるキャンプ場だと思います。
でも、問題は騒音…
ここまで、何度も書きましたが、このキャンプ場は交通量の多い府道のすぐ横にあります。
夜になっても交通量は比較的あります。
府道のむこうには大きなイオンがあります。
夜には、いわゆる『キャンプ場』にある虫の声ではなく、若者の声とバイクなどの音が聞こえます。
私は眠れましたが、同じ日に泊まった方が「うるさくて眠れませんでした…」と言われていました。
こればかりは解消できそうにない問題ですね。
耳栓を持っていくなどの対策が必要でしょうか。
最後にこのキャンプ場の車での入り口についての注意
私達は、キャンプ場に入る時に少し迷ったので、こちらに触れておきたいと思います。
RECAMPりんくうは、SENNAN LONG PARK内にあるのですが、エリアによって車の入る場所が違っています。
SENNAN LONG PARKの北側のグランピングエリアとマルシェエリアの駐車場入り口と、南側のコミュニティエリアとアクティビティエリアの駐車場入り口は別なので注意してくださいね。
また、『カジュアルグランピング』はグランピングエリアにはないので注意が必要です。
私達は、最初、イオンの北側の出口から出て、府道とのT字路の突き当りに駐車場入り口があったので、そこから入りかけました。
そこの警備員さんに「グランピングはここから入るんですか?」と聞くと「そうですよ」と言われました。
しかし、このグランピングはグランピングエリアのことでした。
オートキャンプ場はコミュニティエリアにありますので、その入り口からは行けません。
大阪から来た場合は、もう少し府道を南に下ると、反対車線に入り口がありますが、中央分離帯があり、直接は入れません。
となると、Uターンをしたいのですが、次に右折ができる『樽井浜口』の交差点はUターン禁止です。
私達の前の車がUターンして張っていたパトカーに追いかけられていました。(捕まったかどうかはわかりませんが…)
ということで、この交差点を右折します。すると海外でよく見る『ラウンドアバウト』と言われる丸い交差点(私は日本で初めて見ました…)がありますので、そこでUターンします。
すると、府道に出るまでに左手にアクティビティエリアに入れる駐車場の入り口があります。
この入り口からオートキャンプ場まで行けるのですが、問題はメールで教えてもらえる暗証番号を押すような設備がありません。(オートキャンプ場に泊まる方にはメールで駐車場の暗証番号が教えてもらえます)
つまり、オートキャンプ場は、その道で府道に出て北向きに左折し、先ほど見えた駐車場入り口から入る必要があります。
(少しわかりにくい説明で申し訳ありません…)
一度入庫した後に買い物などで出たいときは…
暗証番号で駐車場に入り、その後で買い出しなどで外に出たい時には、先ほどの暗証番号は使えませんので、こちらも注意が必要です。
受付に行き、外出したいことを言うと、2000円のデポジット(保証金)を預けることで、自由に出入りできる駐車場の定期券を貸してくれます。
これで、先ほどのアクティビティエリアの駐車場入り口も自由に出入りすることができるようになります。
今回、大阪の泉南市にオープンした『RECAMPりんくう』のカジュアルグランピングサイトに泊まってきました。
風景は大阪にいることを忘れるくらいきれいな場所でした。
騒音は大阪でしたが…。
でも、気分転換には大変良かったですよ!
では、みなさん、今日も元気にお過ごしください!