こんにちは。ヒデです。
2019年8月末にケルンを観光してきましたので、レポートしたいと思います。
ケルンって、ガイドブックにもあまり載っていないんですよね…。
もくじ
ケルン KÖLN
ケルンはドイツの西側中央にある、ドイツで4番目に大きな都市です。
日本から飛行機で行くには、ミュンヘンやほかのヨーロッパの都市でトランジットしてケルン空港に行く方法か、フランクフルト空港から鉄道で1時間強で行くことができます。
周辺には、西ドイツ時代の首都であるボンや、日本人が多く住むデュッセルドルフがあります。
ケルンの中心にはライン川が南北に流れており、その西岸に世界遺産のひとつケルン大聖堂があります。
ケルン大聖堂を中心に放射状に都市が発達したことがよくわかりますね。
私は、フランクフルトからライン川を観光船で下り、ケルンに入りました。
→その経路などはこちらに詳しく書いてありますので、参考にしてください。
世界遺産 ケルン大聖堂
ケルンといえば、ケルン大聖堂ですよね。それ以外が思いつかないくらい…。
ケルン大聖堂の行き方
ケルン大聖堂への行き方、これは非常に簡単です。
これは、ケルン中央駅のホームから撮った写真ですが、ホームの屋根の向こうに見えるのがケルン大聖堂です。
この動画は駅の出口から出たところですが、目の前に巨大な大聖堂がすぐに見えます。
というか、大聖堂しか見えません…。
ちなみに、こちらはケルン大聖堂の北側の側面になります。
正面は西側になりますので、この動画でみると右側です。
正面から見たケルン大聖堂はこんな感じです。
ケルン大聖堂の中に入るのは無料
大聖堂の中に入るには、この中央から入ることができます。
こちらが中央の入り口になりますが、実は、中に入るのにお金は要りません。
中に入ると、非常に高い吹き抜けの広い空間が広がっています。
また、高い位置にパイプオルガンがあったりします。
非常に豪華なつくりで感動しますよ。
ケルン大聖堂の南塔に登れるが、かなりの体力が必要(有料)
ところで、ケルン大聖堂の塔に登れると聞いたことありますか?
実は正面から見て右側の南塔に登ることができます。
南塔に登るためには、正面から見て一番右端に地下に行くための階段があります。
(この階段は現代風の階段です。見た感じはトイレに下りるような看板のある階段です。)
ここを降りていくと、チケット売り場があり、南塔を登るためには5ユーロ払う必要があります。
この階段から始まるのですが、なかなかタフな階段が続きます。
この階段が終わると、非常に狭い(すれ違うのがやっとの)らせん階段が続くのです。
ただ、このらせん階段のつらいところは、外がほとんど見えず、ただただぐるぐるぐるぐる階段を上るという感じです。
通常の階段と違い、1階ずつに踊り場もないので、気持ち的には永遠にらせん階段が続くという感じになります。
らせん階段を270段ほど登ったところで、ようやくらせん階段から一旦逃れることができます。
ここには大きな鐘があります。この周りに非常に細い通路があり、歩いて見学をします。
その後、また同じらせん階段を上ることになります。
このらせん階段を約100段登ると、らせん階段から解放されます。
『やったー、到着!』と思いきや、目の前には今風の階段がまた現れます。
これも何階分あるでしょうか…約140段ほど登るとようやくてっぺんに到着です。
見上げると、こんな感じ。
正直、あの上まででなくて良かった…と思ってしまうほど、ここに着くころには息も上がり、疲れ切っていました。
この場所は地上約100mなので、ビルにして約25階分を登ってきた感じでしょうか。
その代わり、この眺望です。これを見ると、頑張った甲斐があったなぁと思えます。
でも、この後、同じ経路を降りないといけないのですが…。(+_+)
南塔の写真とその位置を描くとこんな感じになるでしょうか。
とりあえず、南塔に登るにはかなり体力が要りますので、そのつもりで挑戦してくださいね。
チョコレート博物館
世界でも最大級のチョコレートの博物館がケルンにはあります。
なぜか、スイスのチョコレートの会社『リンツ』が協賛しているようですが…。
チョコレート博物館の行き方
ケルン駅から、ライン川沿いを南に約20分歩き、小さな橋を渡ったところにあります。
チョコレート博物館の展示スペースは有料
チョコレート博物館に入ると、チケット売り場があり、入場料は大人で13.5ユーロします。
小さなチョコレートを何個かもらえますが、個人的には高いかなと。
チョコレートの歴史や作り方、製造工程などが展示されているようです。(英語であまりわかりませんでした。)
個人的には、お金を払ってまでこの展示スペースに入ることはないような印象でした。
売店がすごい! こちらは入場無料
展示スペースの入り口の横に大きな売店があります。
こちらは行く価値あり!と思います。
ぜーんぶチョコレートのお土産が広大な場所に並んでいます。
展示スペースの途中にも売店がありますが、同じものはここでも売っており、こちらで色々見てから買うべきだと思います。
例えば、こんな動物の形のチョコレートや
ボードゲーム型やテレビゲームのコントローラー型のチョコレート、
なぜか入れ歯型のチョコレートなど。
どれもどれほど高くなく、お土産を見つけるのにはいい場所だと思いますよ。
もちろん、普通のチョコレートもたくさんの種類が売られていますのでご安心を。
ケルシュ(ビール)は『わんこそば』状態で持ってくる
ちょっと番外編ですが…
ケルンのライン川沿いなどには、たくさんのレストランが並んでいます。
ドイツはビール文化が強い国ですよね。
レストランに入ると、まるで水を持ってくるようにビールが配られる感じです。(笑)
ビール以外のものを頼もうものなら、かなり出てくるのが遅い店もありました。|д゚)
このケルンの伝統的な醸造法で作られているのがケルシュと呼ばれるビールです。
このビールは200mlほどのグラスに入れられて配られます。
そして、基本的には無くなると、次のグラスがすぐに提供されます。
こんな感じで大量のビールを持ってきて…。
そして、コースターに1回ずつ鉛筆で線が書き加えられていきます。
お会計は、この線の数をもとに行われます。
『これ以上要らない』という意思を伝えたいときには、コースターをコップの上に載せてふたをします。
この光景は、あまり他の場所では見られないので、一見の価値はありますよ。
ほかにも『オーデコロン』の発祥の地で、オーデコロンの店もありますが、私はあまり興味がないので行きませんでした。興味がある方はぜひ。
ライン川を観光船が出ていますが、同じライン川で観光船に乗るのであれば、もっと上流の古城が多く見える世界遺産の地域をおすすめします。
こちらを参考にしてください→ドイツ フランクフルト空港から世界遺産ライン川を観光船で下ってケルンへ Part 3 ~KDライン観光船乗船からケルンまで~
個人的におすすめの1日観光プラン
個人的な価値観で思ったベストな1日観光プランを示してみます。
午前中には世界遺産のライン川観光船(リューデスハイム~ザンクト・ゴアルスハウゼンの区間)を楽しんできてください。
ケルン観光は午後からで十分かな…(笑)
ケルンでは、ケルン大聖堂を見て、体力のある方は南塔に登り、チョコレート博物館でお土産を買って、レストランでケルシュを飲んで帰る。
そうすれば、1日でドイツの世界遺産を2か所回れますよ。
では、みなさん、今日も元気にお過ごしください!