こんにちは。ヒデです。
今回は、一緒にメタボリック症候群のことを勉強していきましょう。
メタボリック症候群
特定健診では、なぜお腹回りを測られるの?
40歳から74歳の方は、会社などで『特定健康診査(特定健診)』を受けられたのではないでしょうか。
実はこの『特定健診』、別名を『メタボ健診』と呼ばれます。
会社勤めでない方も、40歳から74歳で国民健康保険などの医療保険に加入されている方は1年に1回無料で受けられます。
ここで行われる検査は下の通りです。

そうです。この健診を受けられた方はご存知と思いますが、お腹の周り(腹囲)の長さを測るんですよね。
測るときは、思わずお腹をへこませてしまいますよね。
はい、僕もしてしまします。(^▽^;)
この腹囲こそが、メタボリック症候群を診断する時に必要となる条件なんです。
なぜ国がそこまで力を入れるのか?
これは、厚生労働省生活習慣病対策室が作成した生活習慣病のイメージ図です。
つまり、メタボリック症候群(この図ではメタボリックシンドローム)は将来的に心臓病や脳卒中、透析、認知症、寝たきりなどにつながっていくとされています。
放っておいたら危ないですねぇ。メタボリック症候群と向き合いましょう!
要介護状態になることを防ぐことや、医療費削減は現時点で我が国が直面している大きな課題ですよね。
ですから国も力を入れているのですね。
メタボリック症候群の診断基準
日本のメタボリック症候群の診断基準は次の通りです。
どうですか?確かに特定健診にある項目ばかりですね。

腹囲に関して、右のアメリカのものと比較してみてください。
何か思うことはありませんか?
女性陣は、「うわ、アメリカの基準は厳しいなぁ」と思ったかもしれません。
一方で男性陣は、「えー、なんで日本は男性に厳しいの?」って思っていませんか?
僕は思います。(^^♪
そうなんです。アメリカは男性の方が女性より腹囲の基準がゆるいんです。
でも、実は世界を見ても男性のほうが厳しい基準になっている国は少ないのです。
では、どうやってこの腹囲の基準は決められているのでしょうか?
これは次回にしましょう。 ⇒なぜ腹囲の基準が男性85cm、女性90cmなの?
こちらも参考にしてください。⇒メタボリック症候群の改善に必要な運動
では、みなさん、今日も元気にお過ごしください!