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健康寿命を損ねる『ロコモティブシンドローム』って何?

こんにちは。ヒデです。

最近、『ロコモ』と行く言葉を耳にすることが多くなりましたね。

この『ロコモ』は省略せずに言うと、『ロコモティブシンドローム』になります。

では、ロコモティブシンドロームとは何でしょうか?

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームの定義

定義は「運動器の障害によって,移動機能が低下した状態」で、2007 年10 月に日本整形外科学会が提唱しました。

運動器とは何でしょうか?

運動器とは、その名の通り、運動に必要な臓器・器官のことで、大きく分けると骨、関節、筋肉になります。

これらが老化や病気・けがなどにより機能が悪くなると、移動機能、つまり歩行などがスムーズにいかなくなりますよね。

すると、活動量が落ち、寝たきりや動脈硬化による心臓や脳の病気につながり、健康寿命が短くなるというわけです。

骨がもろくなり、骨折を起こし、寝たきりへ

骨がもろくなる原因としては、骨の密度や重量が減る骨粗鬆(こつそしょう)症が代表の病気ですね。

骨の密度は20代でピークをむかえ、その後は減少していきます。

また、その骨粗鬆症があると、骨折がしやすくなります。

『いつの間にか骨折』という言葉をCMなどで聞いたことありませんか?これは腰椎などの圧迫骨折ですね。

そして、高齢者が転倒した時によく起こるのが、大腿骨頚部骨折、つまり足の付け根の骨折です。

ちなみに、日本のあるデータによると、大腿骨頚部の骨粗鬆症がある人は、40歳以上では男性12.4%,女性26.5% とのことです。|д゚)

関節が痛くて歩くのが困難に

関節の老化としては、軟骨が減ることによる変形性関節症といわれるものがあります。

特に、中高年の方が歩いたりすると膝が痛くなるというのは、変形性膝関節症(膝の変形性関節症)が多いです。

ちなみに、これも日本のあるデータでは、この変形性膝関節症がある人は、40歳以上では男性42.6%,女性62.4% らしいです。( ;∀;)

実は、私も最近、膝が痛いんですよねぇ…。(-“-)

また、少し歩くと足にしびれや痛みが出る脊柱管狭窄症もよくある病気です。

これは、脳から出た神経の繊維(脊髄)が背骨の中を通って足に繋がるのですが、その途中が狭くなっており、神経を圧迫する病気です。

これらの病気により、やはり歩くことが困難になっても寝たきりに近づきますよね。

筋肉は40代から減少する

筋肉は日々、増減を繰り返しています。

40代辺りからは、最近の日常生活だけでは、減る方が多いと言われており、それが60代になると加速されます。

この筋肉が減って歩く速度などがおちたりするような状態を『サルコペニア』といいます。

最近は、『ロコモ』と同様『サルコペニア』という言葉もテレビではよく聞くようになりました。

これらが複合して『ロコモティブシンドローム』は起こる

高齢者では,これらが複合的に起こり、歩行が困難になってくるのです。

そして、より進行すると日常生活が困難となり,要介護状態になっていきます。

この運動器の障害により,「立つこと」や「歩くこと」の機能が低下した状態が『ロコモティブシンドローム』です。

ある日本のデータでは、特に70 歳を超えると、男女とも95% 以上が骨粗鬆症か変形性関節症のいずれかを持っているとのことで、深刻です…。( ;∀;)

予防・改善のためには運動が必要!

さて、現在、超高齢化社会をどんどん進んでいる日本にとって、この『ロコモティブシンドローム』対策は非常に重要です。

この予防、改善のためには、早いうちから運動する必要があります。

どんな運動が良いのでしょうか?

 

この先はまた次回にしましょう。

では、みなさん、今日も元気にお過ごしください!

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